文楽『曽根崎心中』断念

 一昨年の11月公演を見て以来、大阪公演のたびに欠かさず見ていた人情浄瑠璃・文楽。でも、ここ最近はなんとなく足が遠のいています。

 最大の理由は、能・狂言を改めてもっと集中して見たいという気持ちが高まったこと。ですから休みに能や狂言の予定があると、そちらに行ってしまうのですね。文楽も好きですが、優先順位として、「能・狂言>文楽」というのが完全に成り立っています。また文楽は約1ヶ月間の公演期間中はずっと上演しているので、また見られるだろうという気持ちが働くのです。対して、能や狂言は1日しか公演しないのが普通なので、今日を逃すともう見れないと思ってしまう。

 でも今、文楽劇場で上演しているのが『曽根崎心中』! 近松門左衛門の代表作で、前々から見たいと思っていた演目です。ですが今月に限って、休みの日に全て能や狂言の公演があって、気付けば千秋楽が近づいています(〜25日)。で、今月の残りの休みを確認すると、あとは21日・26日のみ。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 08:29 | - | - | - | - |

見所模様

 今日は奈良県新公会堂能楽ホールへ、奈良金春会を見てきました。感想はまた書くとして、気になったのが前後の席にいた人。

 前の席には能会には必ずいる(?)マナーの悪いおばちゃん2人組。開演後に入って来て、屋内でも帽子を外さずに随分私の視界を遮り、舞台が進行していても平気で喋り、能が終わると出ていったと思いきや狂言の途中にまた入ってきて、最後の能では後シテが登場するや否や席を立って出ていった。…全ての演目を中途半端に見て、何しに能会に来ているんだろう?

 一方後ろの席にいたのが大学生ぐらいの女の子だったのですが、どうやらノートにメモを取りながら観ているらしい。私も能や狂言を見ていて、気が付いたポイントはメモを取りますし、能楽評論家がメモをとっているのも見たことがありますが、自分と同年代や下の年齢でそういうのを見たのは初めてで、能の研究でもしているのかな?と想像しました。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 23:22 | - | - | - | - |

ビックリマンシール

ビックリマンシール

 私と同じ年齢か、ちょっと上ぐらいの世代の男の人なら、一度は集めたことがあると思う『ビックリマンシール』。まとめ買いを禁止する販売制限が行われたり、発売元のロッテならぬ「ロッチ」という偽物が出回ったりと、社会現象にもなったそうですね。まあ、当時は子どもだったので、全然分かってなかったのですが。

 実はその『ビックリマンシール』を大量に職場の上司から預かってます。上司は自宅を新築されているんですが、その引越の際に子どもの頃に集めたものが発見されたもので。事の流れはこんな感じ。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 01:55 | - | - | - | - |

今更ですが。

 大鼓方大倉流・山本哲也師のサイト掲示板に、昨日書いた長能会定期能で初めて能楽を見た、という人が感想を書き込まれています。

 能『項羽』をとっても楽しまれたようで、初めて能をご覧になる方にも楽しめる良い舞台だったんだなぁと改めて感じました。同時に前回の記事に「好演」と書いたのが、能にハマりきっている私の、特別な偏った見方ではなかったことが分かって嬉しいです。(割と好きな演者の方が揃っていたための贔屓目などもあるでしょうし)

 ただ「客席の私語が耳障りだったことが気になりました」と。定期能ですし、長能会所属の能楽師のお弟子さんなど常連客が多いはず。だからこその私語かもしれませんが、本当に嫌ですよね。携帯電話の着信音も。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 08:37 | - | - | - | - |

「能楽の淵」リニューアル計画

真・能楽の淵

 関西で能と狂言を楽しむためのサイト「能楽の淵」。大学3回生の正月。大槻能楽堂で『翁』を見た感動の勢いで作ってしまってから早5年。まさか、こんな形になるとは思ってもみませんでしたが、このサイトを通じて、多くの方と知り合い交流できて、とっても幸せです。今では私の日々の楽しみとして欠かせなくなってまして、もはや「淵」なしでは生きていけない体となってしまってます(笑)

 しかし、開設したころとは、少し考え方が変わっていて書き直したい部分もありますし、サイトの構成として、もう少し整理・整頓したい部分もある。もちろんもっと充実させたい部分も。そんなわけで、リニューアル計画を立てて、ちまちまと制作をしております。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 02:09 | - | - | - | - |

mixi日記

 mixiは前々からやっていました。普段は専らPCなんですが、一昨日、初めて携帯から見てみました。

 私はこのブログ「能楽の淵管理人日記」をmixiの「外部ブログ」として設定していたのですが、外部ブログって携帯からは見られないんですね。今回初めて知りました。

 でも、mixiって携帯でやってはる人も割と多いみたい…というわけで、mixiから外部ブログ設定を外して、mixi日記で書くようにしてみました。内容は「管理人日記」のそのままコピーですが。ブログの更新すら時々なのに、別のことを書けるほどの余力はありませんので。

 「管理人日記」ともどもmixiでもよろしくお願いします。

funabenkei | 日々雑感(未分類) | 09:28 | - | - | - | - |

続・くずし字の自習

4046515023古文書を読む
京都造形芸術大学編
飛鳥企画 2002-04

by G-Tools

 前回「くずし字の自習」という題で書いたときには多くの方にアドバイスをいただき、ありがとうございました。それらのアドバイスを元に再び図書館を訪れ、本棚を眺めながら、ウロウロしていました。で、見つけたのがこの本、京都造形芸術大学編『古文書を読む』(角川書店、2002)。

 すでに活字化されている史料の読解から始まって、次のステップで毛筆で書かれた本へ。掛軸や石碑、絵図・指図と進んで行き、最後は古文書の閲覧・調査・整理などの最低限の知識まで。致せり尽くせりの古文書入門書です。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 08:57 | - | - | - | - |

くずし字の自習

 くずし字を自習せねばならないことになりました。

 一応、大学で歴史学を専攻していたのですが、用いた資料といえば専ら「国史大系」など活字に翻刻されていた本だったので…くずし字に関しては全く知識がありません。中世史専攻の友人が古文書学の講義を取っていたのを「ご苦労様〜」と他人事で済ましていたツケがこんなところに来るとは(苦笑)

 とりあえず読む本がないと困るなと思い、図書館から表章・伊藤正義編『風姿花伝 影印三種』(和泉書院、1978年)を借りてきました。どうせなら能楽関係の本にしよう、と世阿弥が最初に著した能楽伝書を選んでみました。通称「金春本」と呼ばれる、元金春家伝来の本の写真が収められています。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 01:41 | - | - | - | - |

ネット引きこもり/棟上式の謡とは?

 また半月ぶりのブログです。少しネットに対して、引きこもり?状態で、いただいた書き込みやメールは拝読しているのですが、ただダラダラと眺めているだけで、お返事がなかなか書けない状態となっていました。精神的な夏バテでしょうか?

 今日はなんとか気持ちを立て直して、たまっていた分のお返事を書いておいります。最近も「観能・狂言履歴」に載せているようにTTRライブ能・上野定期能・囃子堂などに出没していたのですが、感想をあまり書けてませんね。今更細かい感想は書けませんが、特に印象深かったのはTTRライブ能での片山清司師の舞囃子『融』。「舞返」の演出で長い舞でしたが、まさに「あら名残惜しの面影」。ぐっと中に引き込まれて、舞が終わって謡に入ると「もう終わりなのか」と残念に思ってしまうほど魅せられてしまいました。

 稽古の方は去年以上に参れておらず、稽古場の後輩から「(全然稽古場に姿を見せない私を)師匠が心配なさっている」なんてメールをもらう始末。あら情けなや。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 15:34 | - | - | - | - |

ゆかた祭

 昨日・今日と大阪最大の祭、天神祭です。特に今日は本宮で、クライマックスである大川の船渡御、そして奉納花火。…私は去年に引き続き、仕事で行けませんけれど(苦笑)

 その分(?)というか、23日に山本能楽堂で催されました「とくい能 ゆかた祭」に行ってきました。主催の山本章弘師による解説と能1番の初心者向けの催しですが、完売だったそうで、山本能楽堂はかつてないほどの超満員。

 しかも、浴衣で来場すると抽選で天神祭船渡御の能船ペア乗船券(実に7万円!)ほかが当たる、ということもあって、浴衣姿のお客さんが多くて華やかでした。私も浴衣で!とも思ったのですが、買ったばかりの夏着物があったので、そちらで。ちゃっかり抽選券はもらいました(笑) 浴衣でなくとも和装ならOKなようです。

 入り口で、おこわ飯の「とん蝶」とお茶が配られ、見所で食べて良いというのも寛いだ雰囲気も醸し出していて良かったと思います。どんな催しでも飲食自由が良いという意味ではないですが、こういった気取らず楽しめる催しもあって良いなぁ、と思うのです。

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funabenkei | 日々雑感(未分類) | 08:14 | - | - | - | - |
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