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大倉會研究公演

昨日は大倉會研究公演に行って参りました。

実は初めてチラシを見つけた時点ではこの秋一番の目玉!と楽しみにしていたのですが、その後大倉源次郎師が新聞のインタビューで

「非常にマニアックな催しですが、流儀として技法を研究し、若い人の育成も行いたい。囃子音楽だけを特集して聴いていただくことで、能の新たなおもしろさを発見してもらえると思う」(産経新聞 2008.9.24より)

とおっしゃているのを拝見したり、ほかの方たちのお話を伺っていても、研究的要素が強いようで、ド素人の私には、ムズカシ過ぎる?と心配になっていたのですが、思い切って行ってよかったです。

久しぶりに感じることのできる公演でした。
えーと、ここで番組の内容を記載するのが通例ですが、うーん、今回のは長いよ><。

大倉會研究公演
2008年10月1日(水)17時半〜 於・大阪能楽会館

★独鼓『八島』  大島輝久・小鼓=高橋奈王子

★舞囃子『賀茂』 上野朝義・笛=赤井啓三・小鼓=上田敦史・
大鼓=辻雅之・太鼓=上田悟

★舞囃子『井筒段の序』 狩野了一・笛=藤田六郎兵衛・小鼓=清水晧祐・
大鼓=大村滋二

★一調『鐘の段』 長島茂・大鼓=大倉三忠

★一調『放下僧』 大西礼久・小鼓=荒木建作

★居囃子『鷺』 大槻文蔵・笛=藤田六郎兵衛・小鼓=荒木賀光・
大鼓=山本孝・太鼓=上田悟

★一調『籠太鼓』 金子敬一郎・小鼓=久田陽春子

★居囃子『高砂流シ八頭』  シテ=梅若猶義・ワキ=大西礼久・笛=野口傳之輔・小鼓=吉阪一郎・
大鼓=辻芳昭

★居囃子『三輪神遊』栗谷明生・笛=野口傳之輔・小鼓=久田舜一郎・大鼓=上野義雄・太鼓=三島元太郎




専門的なことはわかりませんので、あくまで感覚ですが、個人的には居囃子『鷺』がよかったです。鷺の舞う優美な姿が目に浮かぶようで。ま、途中冷えたイメージになりすぎて雪に舞う鶴になってしまったりしていましたが(←囃子が悪いんじゃなくて、聞くもののイメージが貧困なんです。すみません)。

『高砂』のときに気付いたのですが、囃子のバックに虫の声がする?都会の真ん中の建物の中なのでそんなわけはないとは思いつつも、なかなか風流でよかったです(もちろん『高砂』は秋の曲ではないですけどね。でも囃子と自然の音はよくマッチすると思います。)

ところで、私は難しいかも...と感じた公演でしたが、囃子のお稽古をされている方は、「能は難しいけど、こういうのはわかりやすくてよい」とおっしゃっていました。なるほど、観る(聞く?)人によってだいぶん感じ方はちがうもんですね。
funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 13:11 | - | - | - | - |

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