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夏休みも終わり....

9月に入り、昨日から学校という子供さんが多いかったのではないでしょうか?

私も夏休みの宿題提出、というわけではないですが、すっかり溜め込んでしまっていました「夏休み」期間中に観た薪能の感想を(今更ながら)....


第38回 姫路城薪能
2008年8月1日(金)18時半〜 於・姫路城三の丸広場

★観世流能『半蔀』
 シテ(前・里の女、後・夕顔の霊)=浦田保浩
 ワキ(雲林院の僧)=和田英基

 笛=赤井啓三 小鼓=大倉源次郎 大鼓=大村滋二

★大蔵流狂言『金藤左衛門』
 シテ(山賊)=茂山千五郎
 アド(女房)=茂山茂

★火入れ式・挨拶

★観世流半能『石橋-大獅子』
 シテ(白獅子)=上田貴弘
 ツレ(赤獅子)=大西礼久・吉井基晴・上田拓司
 ワキ(寂昭法師)=江崎金治郎
 
 笛=野口亮 小鼓=清水晧祐 大鼓=山本哲也 太鼓=中田弘美
当日は、開場から30分過ぎた5時頃、現地へ到着。チラシ等の案内には入場無料とありましたが、前の方の席はすべて「協賛席」。せっかくだし、協賛するのはやぶさかではないので、1000円の「協賛金」を払って、そちらの席へ。

ところが、協賛席もすでに前の方は場所取り済み。うろうろしていると、すでに前列に陣取っているおばちゃんから、「今頃来てもその辺はあいてへんわ」とツッコミが^^。確かに、ご丁寧にも「○○家」と人数分コピーして席に張ってあるところもあります。結局、それでも、正面寄りの席を確保。大きな薪能でよい席で観ようと思うと、席取りが少し大変?

この日の番組は、はじめに『半蔀』。しっとりとした舞が終る頃には日も暮れて、とても素敵な雰囲気でした。続く狂言の『金藤左衛門』もつよい女とトホホな山賊のやり取りがおかしく、見所も大うけ。

その後、長ーい火入れ式をはさんでの『石橋』。ここでどうも、協賛席も解放されたようで、後ろの方の人がぞわぞわと前の方に移ってきました(逆にここで帰ってしまった人もあったようで、残念!)。白獅子1頭に赤獅子3頭の華々しい舞台で、終ってしまうのが本当に悲しくて仕方がないぐらい、暑さも忘れてずっと観ていたい気分でした(でもあれ以上続いたら、あの暑さの中、演者の方たちは大変!?)

ところで、『半蔀』の作り物を見るたびに、「そう言えば、夕顔の実は干瓢(かんぴょう)だったな…」と思うのです。干瓢は瓢箪型していませんが、源氏物語のころには干瓢はなかったそうなので、夕顔の君のお宿に咲いていたのは同じ夕顔科の瓢箪だったことになるのでしょうか。どちらにしろ、盛りの花ではなく、花の終わった後の実がなっているところが、好きです。(←おいしそうだから、じゃないですよ!)
funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 05:18 | - | - | - | - |

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