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好きこそものの…

 大鼓の師匠が、稽古場として使ってらっしゃるのが大阪・山本能楽堂。前回稽古に行った際に、山本能楽堂所蔵の能面を虫干しを兼ねて展示するというチラシを見つけたので、8日、面打ちを習っている友人を誘って行きました。

 見所に展示されていたのは能面が12面。他に装束や鬘帯・扇もありましたが、全体に少なめ。もっとたくさん展示してくれたら良いのに、との思いはありましたが、無料なので、文句は言えません(笑)

 展示品には、近江のような江戸時代の作者のものもある一方で、初代堀安右衛門さんのような現代の面打ちの作品もありました。実際に今使われている能面ですから当然。その中では伊達家伝来という作者不明の小面と、やはり作者不明の半蛇(般若)が私の好きな感じでした。(結局、私には能面の良し悪しはよく分からないと思い知ったので、好き嫌いを書いてます・笑)

 その伊達家伝来の小面を私以上に気に入ったらしいのが、誘った友人。私がほかの展示品を一通り見て回っても、まだ小面に貼り付いてます。他の展示も見ないわけではないのですが、そちらはサラッと済まして、再び小面へ吸い寄せられてます。本当に好きな人は、見るのにかける時間が違います。

 そこで奥から山本能楽堂理事長・山本章弘師登場。小面に貼り付いている友人を見て、お声をかける。そこから始まる能面談義。途中にわざわざ倉から他の能面を出してきたりと、盛り上がってました。内容はメモしきれなかったので紹介できませんが、私もおこぼれですが素敵な話がたくさん聞けて、まさに友人様々でした。

 ただ何となく好きなのではなくて、本当に大好きな人というのは、人を動かすんだな、と感じた次第です。凄いな〜。私も、その友人の能面の見方に憧れ?を持っているので、少しでも一緒に見て教えてもらおうと思って誘ったのですが、大正解だったようです。

 どうかこれからも能面道(?)を邁進して欲しいものです。

funabenkei | 行ってきました | 08:06 | - | - | - | - |

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