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社中会 舞囃子『放下僧』

 今日は前々から稽古してきた『放下僧』の舞囃子を、社中会で打たせていただきました。会の開始は朝9時半。そして私は出演者の中では一番の下っ端ですから、出番も一番初っ端です。

 しかし私は緊張のあまり、すでに8時には楽屋内に(笑) 前の晩は遅くまで用事があったり、舞台で着る紋付・袴を全く準備してなかったり、さらに気が昂ぶってなかなか眠れなかったこともあり、朝はただただ眠いばかりでした。楽屋内で最初にしたことと言えば、近くの自販機で買ったコーヒーを飲むこと(笑)

 打ったのは、芸人に扮した兄弟が親の仇を油断させるために、曲舞を舞い羯鼓を打ち小唄を謡う大道芸部分なんですが、申し合わせではあまりにテンポが悪かったので、テンポアップを心がけて打ったところ、舞台本番という緊張もあって、テンション高く行き過ぎた模様(苦笑)

 地謡のある先生からは「申し合わせより随分良くなった」、笛の先生には「テンポが良くて吹きやすかったですよ」と言っていただけましたが、師匠からは「薬が効き過ぎたのか単調。なぜずっと同じ手ではなくて様々な手を変えながら打つのか、もっと考えなければあかんで。稽古では、もう少しマシなんやけどな…」との評をいただきました。

 囃子の手組は、昔の人から何百年と打ち続けられ、工夫され続けてきた「結晶」です。お稽古を受けていると、時に謡と型と囃子の見事な調和にうっとりしてしまうことがあります。それを自分なりにも表現できたら、とは常に思っているつもりなんですが…いざ舞台に立つと、全くの形無しですね(^^;)

 とはいえ、師匠も憮然として仰っているわけではなくて「しゃーないやっちゃなー」といった、温かみを感じる評ですけどね。私、褒められると図に乗って努力しなくなりますから、ダメだった点を挙げられて丁度良いぐらいだと思ってます。またお稽古に励むぞ〜。

 とにかく実際の能舞台に座って、プロの能楽師の先生がたに相手をしていただきながら、精一杯大鼓を打つことの楽しさは何事にも替え難いです! 初めての社中会でしたが、本当に贅沢な時間だったと思ってます。終わったばかりというのに、また出たいと思ってしまってるのですから!(笑) 懲りない私ですね。

 最後になってしまいましたが、朝早い時間にもかかわらず、何人かの知り合いの方々が私の舞台をご覧になって下さり、本当に嬉しかったです。中には楽屋見舞を持って来て下さった方も! ただ今順番にいただいております(^^) 感謝です。ありがとうございましたm(__)m

funabenkei | 大鼓の稽古 | 23:07 | - | - | - | - |

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