復曲能『巴園』WS参加者発表会

『巴園』参加者発表会

 復曲能『巴園』のWS参加者発表会、終了しました。寒い中、素人の舞台なのに多くの人たちに見に来ていただけて、ありがたいです。私の知り合いも何人か来て下さりました。終了後、急いで着替えて大槻能楽堂の入り口前に掛け出て来て、挨拶させていただきましたが、本当に嬉しい。

 写真でチラシの上に置いているのは、楽屋見舞にいただいた福豆です。…そういや、今日は節分だったなぁ(笑) 後輩からも「節分ということで。笑いながら食べてください」と楽屋見舞を渡されましたが…本当に開けたら思わずニヤッと笑える楽しいものでした。写真は最後に。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:45 | - | - | - | - |

能楽WS…装束を付けて

 「舞台芸術ワークショップ・大阪2005 能楽」もいよいよ佳境。2月3日(金)の復曲能『巴園』成果発表会まで後3日しかありませんから当然と言えば、当然。今回は装束を付けての通し稽古でした。

 用意した肌半襦袢に白パッチ・足袋という姿の上に、胴着といわれるモコモコの装束下を着るまでが自分でできること。後は能楽師の先生方が二人がかりで着付けて下さり、私は為されるがままです。時々「ここ、手で押さえていただけますか?」と言われる指示に従うのみ。襟はかけ襟というのでしょうか、襟だけのものを付けるのが面白いです。

 私は青龍ですから一般的な龍神の格好(リンク先は杉浦豊彦師の『春日龍神』)。赤い厚板を着て大口(能装束の袴)をはき、その上に法被を右肩脱いで着ます。面は黒髭。頭の上には赤頭と龍戴。これが結構重いし、気になります(汗) 帰宅後『演目別にみる能装束』を読むと、オスの龍は尾に剣を持っているそうなんですが、そこまで確かめるのは忘れてしまいました。目が白目で怖かったことだけが印象(笑)

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:00 | - | - | - | - |

自ら演じる楽しみ…能楽WS

 能や狂言は「見る」楽しみがある一方で、プロに習って自ら「演じる」楽しみというのが確実に存在します。楽器演奏である囃子も「演じる」の内。「演じる」楽しみにハマり込んでしまうと、これこそ抜け出せません。

 本館の掲示板でも書きましたが、私は現在、大槻能楽堂で行われている「舞台芸術ワークショップ・大阪2005 能楽」に参加しています。阪大の天野文雄教授による講義と、シテ方観世流の能楽師の方々による実技指導がセットになったWSで、能の鑑賞力アップが目的ですが、同時に2月に上演される復曲能『巴園』の復曲現場に立ち合い、参加者によって演じる、という目標も設定されています。

 私、復曲能『巴園』において、後ツレ「青龍」の役をいただきました。最後の数分に登場するだけの端役ではありますが、念願の立方です! 最近は役別の稽古に入りましたが、稽古を受けていると、この寒い時期にも関わらず毎回汗だくになってしまいます。替えのシャツを持って行って正解。そのまま、汗に濡れたシャツを着ていたら、また風邪引いてしまいます(笑) しかし、必死に精一杯の記憶力と体力を使って稽古を受けるのは、非常に楽しい時間です。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:01 | - | - | - | - |

能や狂言の体験講座 2006年2月

 来年の2月ごろに催される能や狂言の体験講座を2つ見つけましたので、宣伝です〜。

 まず、京都府立文化芸術会館で行われる狂言のワークショップ。講師は丸石やすし師。千五郎家の中では好きな方ですラッキー 10日間をかけて集中的に狂言『鬼瓦』をみっちり稽古していただきながら、立ち座りや歩き方、せりふの発声法を学び、最終日には装束を着て発表する機会もあるそうです。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:35 | - | - | - | - |

町家で楽しむ上方の古典芸能 能

 来月の11月20日(日)14時10分から、大阪くらしの今昔館(大阪市北区)で、「町家で楽しむ上方の古典芸能 能」という名前の能楽ワークショップが行われます。講師はシテ方観世流の梅若善久師ほか。

 会場になっている大阪くらしの今昔館が面白いんですよね。広い空間に19世紀の大坂の町を再現した体験型の博物館です。最初の木戸門から入った大通りの両側には風呂屋・本屋などの店が並び、また路地に入ると裏長屋。上方落語の桂米朝さんの声で、解説も聞けます(^^)

 肝心の能楽ワークショップの内容ですが、よくわかりません。ただ私が見たことのある2年前の時は、一番奥にある薬屋の座敷で、仕舞・能の解説・謡の体験・装束付の実演・半能『高砂』が行われました。ユーモアも入った楽しい解説でしたし、善久師の息子さんのかわいい舞などもありました。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:15 | - | - | - | - |

能楽WS 5日目

 『舞台芸術ワークショップ・大阪2005 能楽』の5回目です。4回目のことを書く前に、5回目が来てしまった(汗) 天野文雄教授(阪大)の講義が「廃曲・復曲について」、赤松禎英師(シテ方観世流)の実技が「謡稽古3、仕舞稽古1」でした。

 天野教授の講義は、教授も関わった大槻文蔵師の周辺で行われた復曲(『維盛』『泰山木』『菅丞相』etc.)の紹介でしたが…サブタイトルとして設けられた「意義と課題」は今ひとつ分からなかったです。珍しい復曲能の映像を、一部ずつですが見ることができたのは面白かったですけれど。

 「新作能の上演よりも、復曲のほうがはるかに大きな可能性を秘めている」と仰ってましたけれど、そう仰る根拠がはっきりしない感じ。見る側の私にとっては復曲も新作も大して変わらず、物珍しさが一番目に付きますし、結局は舞台を見て面白いかどうか、だと思うのですけれどね。もちろん、学術研究の面からはいろいろあるのだろうとは思いますが…。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:10 | - | - | - | - |

能楽WS 3日目

 『舞台芸術ワークショップ・大阪2005 能楽』の3回目です。天野文雄教授(阪大)の講義が「世阿弥」、武富康之師(シテ方観世流)の実技が「謡稽古2」でした。

 天野教授の講義は大学の講義のような形式。私が能が専門ではないものの学生ですし、自分でもかなりマニアックな人間だと思ってますから構わない、というか、むしろ歓迎です。

 しかし、このワークショップで初めて能に出会われるような方には正直難しいだろうな〜と思わないでもないです。開始前に、少しだけ「ほとんど初心者」と仰る方と少しお話をしましたけれど、その方は「能にいくつも流派があることを始めて知った」なんて仰ってましたから…。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:06 | - | - | - | - |

能楽WS 2日目

 今日は『舞台芸術ワークショップ・大阪2005 能楽』の2回目。今回は天野文雄教授(阪大)の講義が「能について」、赤松禎英師(シテ方観世流)の実技が「謡稽古1」でした。

 「能について」は能とはいかなる演劇か、という話。仮面劇・音楽劇・歌舞劇など、いろんな捉え方がある能ですが、特に「詩劇」としての捉え方について。

 能の詞章を少し読めば、日本を代表する詩であるところの和歌や連歌の影響が強いことは分かりますし、一般的な劇で必要不可欠なはずの「事件」が何もなくて、全体として「めでたさ」や「優雅さ」といった雰囲気を醸し出すだけの曲などがあるのも、能が詩を基本とした劇だから、という意味で納得です。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:26 | - | - | - | - |

能楽WS 初日

 前に「前代未聞の能楽ワークショップ」としてこのブログに書いた『舞台芸術ワークショップ・大阪2005 能楽』。私自身も申し込みし、参加できることになりました。最終的には約3倍の倍率になったそうで、そんな中からよく自分が参加できることになったなぁ、と思ったりしますが。

 というわけで、今日が初日。大阪大学の天野文雄教授による「演劇のルーツ」という講義&シテ方観世流の大槻文蔵師による「謡稽古入門」でした。

 「演劇のルーツ」は演劇全般の話ではなくて、「能と狂言のルーツ」の話。乱暴に要約すると、能・狂言は平安〜鎌倉時代に人気のあった滑稽主体の雑芸であった「猿楽」から発展したものであり、その直系の子孫が狂言で、能はそこから「隔たった異質なものとして誕生」した弟分であるという話だったと思います。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 23:51 | - | - | - | - |

前代未聞の能楽ワークショップ

 すでに企画製作をなさった石淵文榮さんのブログで紹介されているので、今さらって感じもしますが、今年9月から来年2月にかけて、大槻能楽堂を会場に大規模なワークショップが行われます。

 関西を代表する能楽研究者である天野文雄教授に「演劇のルーツ」「能について」といったテーマで基本から講義が受けられるとともに、実技でもこれまた関西を代表する演者である大槻文蔵師に「謡稽古入門」から指導を受けることができます。

 来年の大槻能楽堂研究公演(2006年2月5日(日)14時〜)で上演される復曲能『巴園(はえん)』と関連させての企画で、最後にある発表会では参加者が実際に『巴園』(素人向けにアレンジされるそうですが)を演じるのだそうです。これは他では経験できないことですが、これが全部で10,000円。破格の値段です! 以下詳細。

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funabenkei | 能・狂言ワークショップ | 21:29 | - | - | - | - |
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