大倉會研究公演

昨日は大倉會研究公演に行って参りました。

実は初めてチラシを見つけた時点ではこの秋一番の目玉!と楽しみにしていたのですが、その後大倉源次郎師が新聞のインタビューで

「非常にマニアックな催しですが、流儀として技法を研究し、若い人の育成も行いたい。囃子音楽だけを特集して聴いていただくことで、能の新たなおもしろさを発見してもらえると思う」(産経新聞 2008.9.24より)

とおっしゃているのを拝見したり、ほかの方たちのお話を伺っていても、研究的要素が強いようで、ド素人の私には、ムズカシ過ぎる?と心配になっていたのですが、思い切って行ってよかったです。

久しぶりに感じることのできる公演でした。
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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 13:11 | - | - | - | - |

第11回明石薪能

昨日は第11回明石薪能に行ってまいりました。珍しく、すぐの報告です。ま、すぐと申しましても、ご出勤されていたY師やZ師よりは遅いですけど。(いえいえ、もとより勝とうとも思っておりませんが^^。お忙しいなか、本当に頭が下がります。)

今年は明石大橋開通10周年ということで、橋を望む大蔵海岸での開催です。おととし、去年の開催は明石城公園、その前7年の中断、中断前の1回は雨天のため市民会館での開催だったから、10年ぶりということらしいです。

明石城をバックに...のほうが風情があるんじゃ?と思っていましたが、海をバックに、時折通り過ぎる船を眺めながらも、なかなか素敵でした。海風が気持ちいい!開演前の舞台はこんな感じ。兵庫県の組み立て式能舞台です。お目にかかるのは3回目。たぶん使用されるのも3回目じゃないでしょうか?

大蔵海岸の能舞台




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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 08:45 | - | - | - | - |

第29回 富松薪能

お師匠さん(前管理人の柏木ゆげひさん)もベルギーに行ってしまわれたし(?)いまだに片付けていなかった夏休みの宿題をひとつ。(って、すみません、まだ溜め込んでいました...)

今更ながら、去る(まったく「去る」です)7月26日行われました、富松薪能の記録を残しておきます。

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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 17:30 | - | - | - | - |

夏休みも終わり....

9月に入り、昨日から学校という子供さんが多いかったのではないでしょうか?

私も夏休みの宿題提出、というわけではないですが、すっかり溜め込んでしまっていました「夏休み」期間中に観た薪能の感想を(今更ながら)....


第38回 姫路城薪能
2008年8月1日(金)18時半〜 於・姫路城三の丸広場

★観世流能『半蔀』
 シテ(前・里の女、後・夕顔の霊)=浦田保浩
 ワキ(雲林院の僧)=和田英基

 笛=赤井啓三 小鼓=大倉源次郎 大鼓=大村滋二

★大蔵流狂言『金藤左衛門』
 シテ(山賊)=茂山千五郎
 アド(女房)=茂山茂

★火入れ式・挨拶

★観世流半能『石橋-大獅子』
 シテ(白獅子)=上田貴弘
 ツレ(赤獅子)=大西礼久・吉井基晴・上田拓司
 ワキ(寂昭法師)=江崎金治郎
 
 笛=野口亮 小鼓=清水晧祐 大鼓=山本哲也 太鼓=中田弘美
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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 05:18 | - | - | - | - |

久しぶりの能会

先週の土曜日は久しぶりにお能を観にいきました。

すごく久しぶりのような気がして、とてもわくわくして行ったのですが、考えてみれば、今年に入ってから能楽堂に足を運んだ回数は、お素人会も含めると両手の指ではもちろん足りず...。平均すれば月2回は行っている事になるのですが、今回は間が約1ヶ月開いたせいか、本当に久しぶりに感じました。

ちょうど1年ほど前までは、まだ能楽堂に足を踏み入れることすら大冒険のように感じていたのに、今ではすっかりお能中毒です^^。

さて、今回の公演は、兵庫県内ばかりでお能を観ていたこの上半期の締めくくりにふさわしく、「能楽協会神戸支部自主公演」です。

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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 17:35 | - | - | - | - |

能『鵺』×2

 先月の話ですが、奈良金春会と正陽会で能『鵺』を2週間連続で見ました。金春会でシテをおつとめになったのは関西金春流のホープ(だと私は思っている)佐藤俊之師、正陽会では上野朝義師のシテで「白頭」の小書(特殊演出)付きでした。

★能『鵺』
 旅の僧(ワキ)が摂津の芦屋の里に着き、日が暮れたので里人に宿を頼むが、土地の決まりで貸せないといわれ、仕方なく夜ごとに怪しげなものが出るというお堂で夜を過ごす。するとうつほ舟に乗った人影も定かでない不思議な男(前シテ)が現れ、自分は近衛の院の時に源三位頼政の矢先にかかり命を失った鵺の亡魂だと名乗る。僧の求めに答えて、その時の有様を物語った男は、舟に乗ると見えて夜の闇の中に姿を消す。(中入り)
 その夜、僧が読経を行っていると、異形の姿の鵺(後シテ)が現れて回向を喜び、自分が討たれた時の有様を再現して見せる。そしてまた遥かな闇の中に消えてゆくのだった。

 「鵺(ぬえ)」とは頭は猿、尾は蛇、足手は虎という異形の怪物です。本来はトラツグミという鳥のことだったのですが、夜にか細い声でなくことから気味悪がられていたようです。和歌の世界では「鵺鳥の」という言葉は「うらなけ」「片恋づま」「のどよふ」などの悲しげな言葉の枕詞となっています。鵺という怪物の背景には、和歌の世界があるんだ、というのは京極夏彦さんの小説『陰摩羅鬼の瑕』にありましたが。

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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 10:06 | - | - | - | - |

忠三郎狂言会

忠三郎狂言会

 16日は「忠三郎狂言会」へ。名前の通り、茂山忠三郎家の狂言会です。前々日に突然休みになったので慌ててチケット取りましたが、残っていて良かったです。今回は先代忠三郎の五十回忌ということで、茂山良暢師の大曲『花子』披キ(初演)でした。

 最初の素囃子は、今ひとつノリ切れませんでした。最初のカカリのところがもたついた感じがして…。まあ、常の『安宅』でもカカリが上手く打てない私が偉そうに、と思うのですが(苦笑)

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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 08:04 | - | - | - | - |

和泉流の『舟渡聟』

東西狂言会

 14日は大阪樟蔭女子大学主催の東西狂言会に行きました。この会、野村萬師一門と野村万作師一門が毎年交代で出演なさるのですが、東京和泉流を代表する演者を無料で見ることができるので、毎年行ってます。今回のゲストは、今年人間国宝の指定を受けたばかりの万作師でした。

 ただ…会前に行われる樟蔭の学長の挨拶や、木村正雄師の解説?がどうも好きになれないことが唯一の苦手な部分。樟蔭の学長は、伝統芸能を重視して教育に生かすと言っている割に、樟蔭の能楽部が現在、休部状態である現実とのギャップに不信感があって。

 また木村師は、現代の狂言のあり方に一言持ってらっしゃる方なのは分かるのですが、このような初心者の方が多い場で話すには、あまりに毒の多いことをお話されるので。ゲストの野村家を除いた他家の狂言に攻撃的なのも、聞いていて気分の良い物ではありません。当たり障りない話よりは実があるのかも知れませんけれど…。

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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 16:23 | - | - | - | - |

善竹狂言会

善竹狂言会

 まだまだ先月の話。21日は善竹狂言会に行ってきました。この日は開演時間と同じ14時まで用事があったので、半分諦めていたのですが、前日になって、やはり居ても立ってもいられず、気付けば電話でチケット予約していました(笑)

 というわけで、当日は14時に用事が終わると、駅までダッシュして電車に飛び乗り、梅田に着けば会場の大阪能楽会館まで再びダッシュ! 汗だくになりながらの会場到着でした。約30分強の遅刻。

 残念ながら初番の狂言『二人大名』は拝見できませんでしたが(私の中で狂言方若手ナンバー1の、善竹隆司師&隆平師ご兄弟出演だったのに!)、走ったかいあってか、二番目の狂言『抜殻』は最初から拝見できました。

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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 09:14 | - | - | - | - |

道成寺de『道成寺』

道成寺de道成寺

 さて、遅くなりましたが17日に行ってきました道成寺。和歌山市内で寄り道をした後、15時過ぎに到着したのですが、既に長蛇の列で驚きました。開演まで約1時間あるし、30分ぐらいは寺の中を見物できるかな、なんて考えは吹き飛んで、慌ててその最後尾に並ぶ私。「道成寺de『道成寺』」をなめていたようです。

 それ以上に驚いたのが特設舞台! あの重い鐘の作り物を釣るためには、しっかりとした屋根が必要なのは当然ですが、この一日のためには勿体ないほどの立派な舞台が建てられていました。鏡板の代わりには、その場に生えている本物の松。うーん、これは凄い。

道成寺特設舞台
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funabenkei | 能・狂言鑑賞記録 | 08:15 | - | - | - | - |
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