千本ゑんま堂大念仏狂言


 さて、お久しぶりの柏木ゆげひです。たまには、ということで、登場させていただきます。

 だいぶ前の話ですが、GW中に京都の千本ゑんま堂へ大念仏狂言を見てきました。京都には「念仏狂言」と呼ばれる民俗芸能の狂言が数箇所伝わっていますが、その一つです。

 前に見た壬生狂言は鉦と太鼓の「ガンデンデン」と呼ばれる囃子?に乗って、無言で演じられるパントマイム劇でしたが、ゑんま堂狂言はセリフ主体で、囃子は部分々々に奏されました。全員が面をかけて演じるのは、壬生狂言と共通です。

 私が見たのは最終日の夜で、演じられたのは『牡丹獅子』『道成寺』『千人切』の3番。
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柏木ゆげひ | 伝統芸能(能・狂言以外) | 22:56 | - | - | - | - |

落語と能の囃子

 いつもマニアックですが、今回は特にマニアックな日記です(笑)

 昨日は神戸女子大学の古典芸能研究センターに行って、興味のある資料をひっくり返していたのですが、ちょっと気分転換に雑誌『上方芸能』163号を読んでみました。天満天神繁昌亭の開席記念で、上方落語の特集号でした。

 そこに笛方森田流の能楽師で、長年の落語ファンでもある帆足正規師がコメントを寄せてらっしゃるのですが、落語の囃子の「中之舞」は、能の囃子の「中之舞」を忠実に受け継いでいるといった内容でした。

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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 09:10 | - | - | - | - |

天満天神繁昌亭昼席

天満天神繁昌亭入口

 桂蝶六さんの独演会に行って、落語熱がちょっと加熱したので、その次の休み(11月3日)には天満天神繁昌亭に行きました。「定席」というそうですが、「繁昌亭に行けば、いつでも落語をやっている」というのは良いですね。

 芸態が違うので、そのまま能・狂言に当てはめることが間違っていることは分かってますが、「能楽の淵」(http://funabenkei.daa.jp/)で集めた能や狂言の公演情報を「この日は空くから能か狂言でも見に行こうかな」と使えたら良いなぁと思っています。まあ、人気のある公演は早く申し込まないと売り切れますが。

 話を戻して繁昌亭に戻して。昼席は漫才を含めて10組の出演。4番目に登場された露の吉次さんは、落語そのものではなくて、落語『がまの油』で登場する油売りをそのまま演じてみせるという色物。なかなか楽しかったです。

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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 00:30 | - | - | - | - |

桂蝶六入門二十五周年記念独演会「愚直」

桂蝶六二十五周年記念独演会「愚直」

 218くんと過ごした日、後編。昼に「菅楯彦」展を見た後は、大阪に移動。難波のワッハホールへ「桂蝶六入門25周年記念独演会『愚直』」を見に行きました。

 会のメインである桂蝶六さんの落語は、聞いたことはありません。ただこの方、落語家であると同時に狂言方大蔵流の安東伸元師に師事されていて、安東師主催の「大和座狂言」メンバーのひとりでもあるのです。

 安東師ご自身は時々茂山忠三郎家の一員として能会などに出演なさりますが、ほかのお弟子さんたちはあまり出演の機会がないので、拝見する機会がなく。偶然ながら8月に安東師一門の狂言『神鳴』を拝見する機会があったのですが、その時は地謡がしっかりしていて、なかなか良いなーと思ったので、今回落語の方はどうだろうという興味で行くことにしました。

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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 10:28 | - | - | - | - |

落語と能

 最近、能と何かのクロスオーバーのネタが大好きな柏木です。能とアニメの次は、落語と能。

 前にTTRライブ能で行った細野ビルヂング。あのレトロなビルで12月23日(祝)14時〜、桂吉坊さんの寄席が催されるのです。ゲストに京都の人気能役者・シテ方観世流の味方玄師。能よりも落語メインなので公演情報には載せてなかったんですが、私は行くつもりで、すでに予約も済ませました(笑)

スイーツ寄席
◆12月23日(土)14時〜 於・細野ビルヂング(大阪市西区)
 出演:桂吉坊(2席)、桂吉の丞 ゲスト:味方玄(能楽シテ方観世流)
●一般:2,300円(当日:2,500円) ※スイーツのおみやげ付
<問い合わせ先>キモノ*スイーツ sweets@kimonocafe.com
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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 08:54 | - | - | - | - |

『心中天網島』&「桂吉朝の魅力」展

 さて11月8日深夜。実家に帰っていたのですが、上司から「言うの忘れてたけど、○○の提出期限が明日やねん」と連絡が入り、次の9日朝、慌てて大阪の宅へ戻り、職場まで持って行きました(汗)

心中天網島

 この日は国立文楽劇場へ近松門左衛門作『心中天網島』を見に行くつもりだったのが、これで開演時間に間に合わず(涙) せめてと幕見で「天満紙屋内の段」から見ることにしましたけれど。

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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 07:48 | - | - | - | - |

天満天神繁昌亭

天満天神繁昌亭入口

 先月オープンしたばかりの上方落語の寄席・天満天神繁昌亭へ行って来ました。お目当ては先日の「吉坊ノ会」で逃した桂吉坊さんの落語。…出番最初の人を目的に寄席に行く私って…(笑)

 行ってみると、思っていた以上に小さい小屋でした。ロビーと言うほどの広さもなく、所狭しと売店や落語会のチラシ置き場、自動販売機などがありました。オープンの時には大阪中のテレビ局で、上方落語協会会長である桂三枝さんの挨拶の様子などが流れていたもので、なんとなく大きな劇場をイメージしていました。

 席も2階の席を併せても200席ぐらい? もっとも、これぐらいが落語に適した人数だと思います。前に京都の南座へ「米朝一門会」を聞きに行きましたが、南座は本来歌舞伎を演じる舞台ですから広過ぎだったことは否めません。

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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 09:24 | - | - | - | - |

京舞井上流

京舞提灯

 京舞井上流は名前の通り、京都で成立・発展した日本舞踊の一種です。京都の年中行事「都をどり」など、祇園の芸妓さん・舞妓さんたちの舞といったイメージが強いですが。

 京舞井上流に関して、能楽との関連で名前だけは前々から知っていました。今の家元・五世井上八千代さんの本名は「観世三千子」。能楽シテ方観世流の観世銕之丞師の奥様です。そして父上が同じく能楽シテ方観世流で人間国宝の片山九郎右衛門師。そして先代の井上八千代(井上愛子)さんが九郎右衛門師のお母上。そのまた先代も片山家の方…という感じに、とても片山家と関わりが深いのです。片山家の財団(片山家能楽・京舞保存財団)の名前に「京舞」の文字が入っているのも当然です。

 その京舞井上流を見に行きました。今月1日〜6日まで連日催されていた「井上愛子(四世八千代)三回忌追善 京舞」という会です。最初の『東山名所』という舞から、華やかな着物を来た10人の女性が見事に揃った舞でした。もっとも見手の方は「うわー、私、祇園で舞を見てるんだなぁ〜」と違う感動をしてますが(笑)

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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 09:27 | - | - | - | - |

「吉坊ノ会」無念…。

 このブログでも何度か取り上げさせていただいてる落語家・桂吉坊さん。本業の落語は当然ですが、ほかの伝統芸能も全般に渡って広く親しんでらっしゃる方です。能の謡や小鼓のお稽古もなさっているそうで…他に長唄三味線の話も聞きましたし、いったい何種類のお稽古してはるるんやろ?

 その吉坊さんが今度、大阪・山本能楽堂で「吉坊ノ会」という落語会を催されるということで、前々から楽しみにしていたのですが…仕事で行けないことが分かりました(泣) 仕事と落語。どっちが自分にとって大切かといえば、ためらうことなく「落語」と答える私です。仕事はいつでもあるけれど「吉坊ノ会」はその日しかないんだよ!(笑)

 行くことができないなりに、宣伝だけさせていただきます。

「吉坊ノ会」
◆10月12日(木)18時半〜 於・山本能楽堂(大阪市中央区)
★開口一番 桂二乗 ★講談『山内一豊とその妻』旭堂南左衛門
★落語『口合根問』『愛宕山』『除夜の雪』桂吉坊
●一般:2,000円、当日:2,300円
■チケットぴあ(Pコード:372-387)取扱
<問い合わせ>米朝事務所 06-6365-8281
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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 07:49 | - | - | - | - |

文楽 『夏祭浪花鑑』『連獅子』

夏祭浪花鑑

 すでに12日も前の話ですが、7日に文楽の第二部「名作劇場」を見に行きました。もう既に印象が薄くなりつつあるので急いで書きました。

 演目は『夏祭浪花鑑』と『連獅子』。『連獅子』は、能『石橋』の小書「連獅子」(宝生・金春・喜多。観世は「大獅子」、金剛は「和合連獅子」)に由来する演目ですし、『夏祭浪花鑑』は上方落語を聴くようになってからは、大坂を舞台にする芝居はそれだけで嬉しくなってしまいます(笑)

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funabenkei | 伝統芸能(能・狂言以外) | 08:24 | - | - | - | - |
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